エンタテイメント - ミナムラのまど

美輪明宏さんが歌う「愛の賛歌」幻の日本語版が花子とアンの駆け落ちシーンで絶賛

日本語版「愛の賛歌」の動画を見つけました。


美輪明宏

NHK朝の連続テレビ小説花子とアン蓮さま(嘉納蓮子:仲間由紀恵)が帝大生・宮本龍一(中島歩)と駆け落ちする場面で、美輪明宏さんが歌う「愛の賛歌」日本語版が、約4分間に渡って一切台詞無しでフルコーラスを流され、たいへんな評判を呼びました。
「花子とアン」第95回〜♪今日は銀座で5時〜からの「愛の讃歌」劇場|日々のダダ漏れ

「愛の賛歌」日本語版といえば、越路吹雪さんが歌った愛の賛歌がよく知られています。


越路吹雪 - 愛の讃歌(1969年) - Dailymotion動画

歌詞は、
「あなたの燃える手で私を抱きしめて・・・」
というやつです。

これは、越路吹雪さんのマネージャーだった岩谷時子さんの訳詞によるものです。

ところが美輪明宏さんの日本語版は、
空が落ちてきたって海が押し寄せてきたって、あなたがいれば私は恐れない
という、ショッキングなものなのです。

「愛の讃歌」は元もとエディット・ピアフの作詞で、
生涯最大の恋の相手であったプロボクサー、マルセル・セルダンには妻子がいたため、
恋愛に終止符を打つ為に書いたものだといわれています。

エディット・ピアフ
エディット・ピアフ

愛の讃歌(賛歌) 歌詞・日本語訳


美輪明宏さんの日本語版は、原詩に忠実にご自身が翻訳された歌詞だそうで、
9月15日の8時15分から放送された「SWITCHインタビュー達人達(たち)」で、
「花子とアン」の脚本家 中園ミホさん
「実は村岡花子の話をやるって決まったときから、この曲を駆け落ちのシーンにかけようって決めていた。」
「(美輪さんの歌を)最初に聞いたときの衝撃が忘れられない。」
と、美輪明宏さんに語っていました。


「花子とアン」の駆け落ちシーンは、なるべくしてあのように作られていたのですね。


美輪明宏さんの愛の賛歌は、1968年(昭和43年)にレコーディングされましたが、
「訳詞」の語りに続いてフランス語で歌うというスタイルが、ここ20年近くはコンサート等で歌われており、
日本語歌詞のバージョンは「幻」だったのであります。


動画をさがしたところ、ニコニコ動画に登録されていました。
UP主さん、ありがとう。


美輪明宏 - 愛の讃歌〔日本語版〕 - ニコニコ動画:GINZA


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記事末尾104posted by +水村亜里(ミナムラ アサト) メール aminamura@gmail.com


「花子とアン」で賞を取った「みみずの女王」の朗読がラジオで聞けます。

みみずの女王は実在するちょっとブラックなものがたりだった。





NHK朝ドラの花子とアンは、モンゴメリの「赤毛のアン」の翻訳者として知られる安中はなさん(のちに村岡花子さん)の半生を描いたものがたりです。

え!?村岡花子さん?

てことは・・・村岡印刷さんと・・・?

村岡姓にはなったようですが、どうやら、そう単純な話でもなさそうです。

ドラマは、花子の孫の村岡恵理さんの「アンのゆりかご―村岡花子の生涯」を原案に、「赤毛のアン」のテイストを盛り込みつつ、脚本家の中園ミホさん書き下ろし脚本によるフィクションストーリーで描かれるということになっていますが、史実である大筋を変えるわけにはいかないでしょうから。


で、はなちゃんは児童文学雑誌「兒童の友」に自作の童話「みみずの女王」が入賞したのであります。


「みみずの女王」は、親戚の家に引き取られることになった小山たえ(伊藤真弓)と教会の図書室でつくったものがたりでした。

その「みみずの女王」は、村岡花子原作の童話として実在していたのです。

ドラマの中では「みみずのフト子は食べられてしまう」などとチラッといっていました。

そう、みみずの女王フト子さんは食べられてしまうという、けっこうブラックなお話なのであります。


NHKのラジオで「みみずの女王」が朗読されることになりました。

NHKラジオ第1とNHK-FMで、5月30日(金)に(30日深夜から31日未明にかけて)放送される

甲府発のラジオ深夜便午前1時台にNHK甲府放送局アナウンサー古野晶子(ふるの あきこ)さんと廣瀬雄大(ひろせ ゆうた)さんによって、村岡花子作品集「みみずの女王」「たんぽぽの目」「緑の石の指輪」ほかが朗読されます。

ラジオ深夜便HP

さらに午前2時台には、村岡花子さんご自身による「アリババ物語」「黄金の網」ほかの朗読があります。


村岡花子さんは、かつて戦前のNHKラジオ番組の「コドモの新聞」コーナーで「ラジオのおばさん」としてナレーションの仕事をされていたそうです。


当時SPレコードに録音した朗読の音源がCD「花子からおはなしのおくりもの」として復刻されています。

ラジオ深夜便では、そのCDをかけるのではないかと思います。


収録されている「おはなし」は、次の9編です。

1.名作物語 フランダースの犬
  原作:ウィーダ 編:村岡花子
2.名作物語 小公子物語
  原作:フランシス・ホジソン・バーネット 編:村岡花子
3.童話 利口な子兎
  作:村岡花子
4.国史物語 桜井の駅
  原作:樋口一葉 編:村岡花子
5.名作物語 たけくらべ
  作:樋口一葉
6.物語 家なき児
  原作:エクトル・マロー 編:村岡花子
7.名作童謡劇(アラビアン・ナイト)アリババ物語
8.童謡物語 つくしんぼの旅
  作:清水かつら
9.童話 森の白兎
  脚本:村岡花子



「みみずの女王」は、「村岡花子と赤毛のアンの世界」の第3章に収録されています。


ちなみに、ドラマ「花子とアン」の中でナレーションの美輪明宏さんが使っている
「ごきげんよう、さようなら」は、村岡花子さんの「ラジオのおばさん」のキメ言葉だったそうです。


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16年大河「真田丸」の主演は堺雅人か!?それならおもしろいに決まっている。

戦国のスーパースター真田幸村は?女忍者「草の者」の「お江」さんは?


六文銭じゃあ〜!!!!
六文銭じゃあ〜!!!! posted by (C)さちどん(かなり幽霊部員中)


2016年のNHK大河ドラマ真田幸村を描く「真田丸」(さなだまる)で、
あの三谷幸喜監督が脚本を担当することが決定し、NHKから発表されました。

三谷幸喜監督
キネマ旬報 2008年 6/15号 [雑誌]

念のために申し上げると、現在放送中の「軍師官兵衛」の次(2015年1月〜)が、井上真央ちゃん主演の「花燃ゆ」(吉田松陰と久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤俊輔、桂小五郎、品川弥二郎など松下村塾の弟子たちの人間模様)。
その次の2016年1月から放送予定なのが、「真田丸」です。


真田幸村といえば、戦国時代のスーパースター

それをあの三谷幸喜監督が描くのですからおもしろいに決まっています


大阪夏の陣は、豊臣秀吉亡きあとも豊臣を守ろうとする豊臣方を、徳川家康が大阪城に追いつめて包囲した戦でした。

真田幸村はこのとき豊臣方にあって、攻め寄せる徳川家康の本陣まで攻め込み、逆に家康を追いつめたといわれています。

このときの活躍は、戦記物語や歌舞伎などで扱われてスーパーヒーロー真田幸村が誕生しました。
(本当の名前は真田信繁(さなだ のぶしげ)で、真田幸村はいわば役名でした。)

大阪夏の陣で真田幸村が築いた砦の名前が「真田丸」だったのであります。

また、戦国の荒波に立ち向かう真田家を、一艘(そう)の船にたとえてドラマのタイトルにしたということです。


主役の真田幸村を演じる俳優は、「半沢直樹」の堺雅人さんでほとんど決まりのようです。

堺雅人 16年大河主役に…三谷幸喜からの熱烈オファー! - 女性自身

「’16年のNHK大河ドラマは、真田幸村をテーマに描かれ、主演も堺雅人さんで決まっています。三谷さんが脚本を担当し、戦国時代を舞台にするとは報じられましたが、実は三谷さんが監督を務めた映画『清須会議』に出演した佐藤浩市さんや大泉洋さんなどの出演も内定しているのです」(NHK関係者)

via: 堺雅人 16年大河主役に…三谷幸喜からの熱烈オファー!( 堺雅人) - 女性自身[光文社女性週刊誌]

堺雅人
アクチュール No.21 (キネ旬ムック)


これまた、おもしろいに決まっています


ストーリーは、三谷幸喜さんのオリジナル脚本なのでどのようなエピソードが取り上げられるのかはまだわかりません。

池波正太郎さんの「真田太平記」には、こんなエピソードもありました。

池波正太郎「真田太平記」愛の旅人 - asahi.comトラベル

 「あなた様はまだ女体をご存じないのでは……」
 硫黄がにおう湯煙の先に、お江(こう)の豊かな乳房が揺れる。真田幸村18歳。舞台は信州・別所の「隠れ湯」である。

 池波正太郎の小説「真田太平記」に描かれたお江は、幸村の父昌幸に仕える忍びの集団「草の者」の女忍びだ。

via: asahi.com: 真田幸村とお江―長野・上田/大阪 - 愛の旅人 - トラベル



いやいや、そういう色っぽいエピソードは堺雅人さんにはあまり似合わないかも知れませんね。



かつて信州出張の折、前乗りして上田の町や上田城を散策し、近くの別所温泉に宿泊したことがありました。

別所温泉は歴史と風情にあふれる名湯で、上田駅と別所温泉駅を結ぶ別所線を走る丸窓の電車が人気でした。
別所温泉で保存されるモハ5252(上り方)
別所温泉で保存されるモハ5252(上り方) posted by (C)監視人

別所温泉



主役の堺雅人さんでさえまだ正式発表ではないので、
今後発表される女優さんの顔ぶれで、お江さんの役はあるのか?とか、だんだんとわかってくるでしょうね。



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