スーパームーンを防水コンデジSONYサイバーショットDSC-TX30で撮影しました。
コンパクトデジタルカメラで月を撮影するコツは・・・
photo by 水村 亜里
9月9日は今年3回目で最後のスーパームーンだったそうです。
僕のコンデジSONYの Cyber-shot DSC-TX30は、マニュアル撮影ができず、オート撮影しかできません。
しかし、ブログやSNSにアップするための普通の写真なら、
TX30は、オートで驚くほど綺麗に撮影できるかしこい子なのです。
SONYサイバーショットDSC-TX30
しかし、9月8日の中秋の名月のときは、オートで撮影して失敗でした。
カメラが露出を「最適に」調整してしまうので、
昼のように明るくなってしまいました。
月が明るく写りすぎて輪郭がぼんやりしています。
ピントも来ていないですね。
↑この写真はプレミアムおまかせオートで撮影しました。
TX30には、色々なAUTOモードがあるので、
どのAUTOを使うかが撮影のコツなのです。
月の写真を少しはまともに撮影するにはどうすればいいのか、
DSC-TX30 | サイバーショットユーザーガイドを読んで、
シーンセレクションの「夜景」モードで撮影すれば最善だろうと、見当をつけておきました。
TX30の「夜景」モードは、シャッタースピードを遅くして、
暗い雰囲気を損なわずに、遠くの夜景を撮影する撮影モードです。
ただし、シャッタースピードが遅くブレやすくなるので三脚使用は必須です。
(DSC-TX30 | シーンセレクション | サイバーショットユーザーガイドより。)
というわけで、いつもバッグに入れているミニ三脚をスーパーの屋上駐車場の手すりに据えて、スーパームーンを撮影しました。
TX30の「夜景」モードは、シャッタースピードを遅くして、
暗い雰囲気を損なわずに、遠くの夜景を撮影する撮影モードです。
ただし、シャッタースピードが遅くブレやすくなるので三脚使用は必須です。
(DSC-TX30 | シーンセレクション | サイバーショットユーザーガイドより。)
というわけで、いつもバッグに入れているミニ三脚をスーパーの屋上駐車場の手すりに据えて、スーパームーンを撮影しました。
デジタル一眼レフカメラに望遠レンズをつけて、ピントや露出をマニュアルで設定して撮影した写真よりはぜんぜん劣りますが、コンパクトデジタルカメラではこの程度でしょう。
夜景モードでも明るさ補正(調整)はできるので、もう少し暗めに写していれば月の周りのにじみはもっと押さえられたか、と今ちょっと反省しています。
TX30の明るさ補正
写真作品を撮影するのではなくて、ブログに雰囲気を添える程度の使い方ならこの程度でもなんとか使える範囲だと思います。
ちなみに、上の写真のEXIFデータは、
焦点距離:23.5mm(約5倍ズームで35mmカメラの130mm相当)
絞り:F4.8
シャッター速度:4秒
というデータでした。
4秒のスローシャッターですから、三脚は必須ですね。
三脚は、ウルトラポッド2という↓こんなミニ三脚を使いました。
PEDCO ウルトラポッド2 ミニ三脚
材質はナイロン樹脂強化プラスチックで実に軽いのですが、意外にカッチリした造りでミラーレス一眼程度の重量ならばイケそうです。
鬼のように重くて鬼のようにがっしりした大型三脚にはとうていかないませんが、
重い三脚は、結局持ってこなかった、なんてことになりがちで、
軽くて小さい三脚でもいいからいつもバッグの中に入っているほうを僕は選びます。
付属のベルクロテープで木立などの固定物に縛りつけて・・・
なんていうハナレワザもできます。
TX30には、レリーズケーブルとかリモコンスイッチとかいうものは付いていない(付けられない)ので、
シャッターボタンを押す手の振動が伝わらないように、
2秒のセルフタイマーで撮影しています。
もう少し引いて、地上の景色も写ったほうが写真としてはおもしろいかと写したのが↓この写真です。
photo by 水村 亜里
EXIFデータは、
焦点距離:10.79mm(約2.3倍ズームで35mmカメラの60mm相当)
絞り:F4.00
シャッター速度:4秒
でした。
TX30のシーンセレクションには「手持ち夜景」というものもあって、
これは、「三脚を使わなくてもノイズの少ないきれいな夜景を撮影する」モードです。
一応手持ちで撮影してみました。↓
「手持ち夜景」は、かなり使える撮影モードですね。
「手持ち」とはいっても、「ヘソ一脚」でカメラを安定させるということは、やっています。
「ヘソ一脚」というのは、ステッキ(歩行用の杖)を上下逆さまに持って、
グリップをお腹に当て(滑り落ちないようにズボンのベルトの上に引っかかるように当てるので、ちょうどヘソの下になります。)、
ステッキのシャフトを左手の小指・薬指・中指と掌(たなごころ)で握り込んで、カメラをその左手の中指の上に乗せて、残った人差し指と親指でカメラをホールドして安定させる方法です。
外出するときにいつもステッキを持つようになって以来、
ステッキを普通に地面に突いて、同じような持ち方で、カメラをホールドする左手を安定させるという方法は、ステッキの高さ(約89センチ)よりも低いアングルで撮影するときに頻繁に使っています。
これは、「なんちゃって一脚」かな?
この程度のことでカメラが格段に安定して手ブレが減ります。
もう少し高いアングルで撮影するときは、杖をベンチの上などに突くとか。
カメラをホールドする左手の握り拳を橋の欄干とか塀の上なんかに置くとか。
左腕を建物や立木などに凭せかけるだけでもかなり違ってきます。
いや、左半身不随になって以来、こういうことの違いが顕著に出るのであります。
ということで、TX30のもう少し詳しいレビューや、作例なんかは↓こちらをご覧ください。
関連記事:(別窓で開きます)
(2014/05/11) SONY防水コンデジTX30を写真お散歩に連れ出してみました。
(2014/05/10) SONY防水デジカメTX30に最適なベルトケースはこれ。
(2014/05/09) ソニーの防水スタイリッシュコンデジTX30を僕が選んだ理由(ワケ)
(2014/07/01) SL福島プレDC号の写真撮影、高速連写作戦で成功でした。
タグ:TX30 の記事一覧
2秒のセルフタイマーで撮影しています。
もう少し引いて、地上の景色も写ったほうが写真としてはおもしろいかと写したのが↓この写真です。
photo by 水村 亜里
EXIFデータは、
焦点距離:10.79mm(約2.3倍ズームで35mmカメラの60mm相当)
絞り:F4.00
シャッター速度:4秒
でした。
TX30のシーンセレクションには「手持ち夜景」というものもあって、
これは、「三脚を使わなくてもノイズの少ないきれいな夜景を撮影する」モードです。
一応手持ちで撮影してみました。↓
「手持ち夜景」は、かなり使える撮影モードですね。
「手持ち」とはいっても、「ヘソ一脚」でカメラを安定させるということは、やっています。
「ヘソ一脚」というのは、ステッキ(歩行用の杖)を上下逆さまに持って、
グリップをお腹に当て(滑り落ちないようにズボンのベルトの上に引っかかるように当てるので、ちょうどヘソの下になります。)、
ステッキのシャフトを左手の小指・薬指・中指と掌(たなごころ)で握り込んで、カメラをその左手の中指の上に乗せて、残った人差し指と親指でカメラをホールドして安定させる方法です。
外出するときにいつもステッキを持つようになって以来、
ステッキを普通に地面に突いて、同じような持ち方で、カメラをホールドする左手を安定させるという方法は、ステッキの高さ(約89センチ)よりも低いアングルで撮影するときに頻繁に使っています。
これは、「なんちゃって一脚」かな?
この程度のことでカメラが格段に安定して手ブレが減ります。
もう少し高いアングルで撮影するときは、杖をベンチの上などに突くとか。
カメラをホールドする左手の握り拳を橋の欄干とか塀の上なんかに置くとか。
左腕を建物や立木などに凭せかけるだけでもかなり違ってきます。
いや、左半身不随になって以来、こういうことの違いが顕著に出るのであります。
ということで、TX30のもう少し詳しいレビューや、作例なんかは↓こちらをご覧ください。
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記事末尾104posted by +水村亜里(ミナムラ アサト) aminamura@gmail.com
【写真の最新記事】
私は、コニカミノルタの「ディマージュZ5(光学12倍ズーム搭載)」を使っています。
私の場合、お月様を「カメラ任せ(オートやナイトモードなど)」で撮影すると、必ずと言って良い程ブレてしまい、マトモに撮れませんでした。
(特に「夜の月」の撮影は必ず失敗していた箏もあり、「夕方」で、まだ辺りに若干明るさが残る時間でないと、上手い事撮れませんでした。)
試行錯誤の末、一か八かで試してみて、偶然上手く行ったのが、モードダイアルの「M」、つまり「マニュアルモード」でした。
それで、「シャッタースピード」を早めると、ブレが入る前に撮影出来るので、一応、カメラに「アンチシェイク(手ぶれ補正)」は付いていますが、「ブレ感の抑えられた画像」を撮影出来ます。
(但し、シャッタースピードを早めに設定しすぎると、お月様自体が暗く写ってしまいます。)
↑
設定を変えながら、何枚も試し撮りし、その中から最適と思われる画像をピックアップするのも良いでしょう。
「フォーカス」に関しては「オート」なので、その辺は「一か八か的要素」が残ってしまいます。
私のブログや、Facebookに、先日の「中秋の名月」や「スーパームーン」の画像を掲載してあります。
こんにちは。
ブログの写真を拝見しました。
デジイチじゃなくてもここまで撮れるんですね。
やっぱりマニュアルですか。
マニュアルで使えるカメラ、欲しいです。
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