みかんのスジがとれる皮のむき方
みかんの白いスジを取りますか?取りませんか?

動画は下に掲載します。
あなたはみかんの白いスジを取る?取らない?
みかんの皮をむいたときに薄皮の小袋の表面に白いスジが残りますよね。
あなたは白いスジをきれいに取る派ですか?それともそのまま食べちゃう派?
みかんの白いスジにはちゃんと名前があって、正式には「アルベド」というのだそうです。
アルベドはみかんの果実に養分を運ぶためのもので、ヘタからつながっています。
だから、皮をむくときは、ヘタの方からむくとスジが取れやすく、お尻の方からむくとスジが残りやすくなります。
ついでに、皮のオレンジ色の固い部分が外果皮(フラベド)で内側の白くてふわふわしているところが内果皮(アルベド)。
小袋はじょうのう(瓤嚢)、小袋の薄皮がじょうのう膜、小袋の中身(つまり果肉)は砂じょう(砂瓤)という名称だそうです。

みかんなどの柑橘類は皮を食べられるものが多く、
九州名物の文旦(ブンタン:ザボンやボンタンともいう。)などは皮を砂糖煮にして食べるのが本来の食べ方のようです。
オレンジの皮を砂糖煮にするとオレンジマーマレードです。
みかんの皮を乾燥させた陳皮(チンピ)は漢方薬になっていますね。
ご本家中国ではマンダリンオレンジの皮、日本薬局方ではウンシュウミカンまたはマンダリンオレンジと決められています。
柑橘類の皮には油を含んだツブツブがあって、風味の強い精油が含まれています。
オレンジの皮をちょっと搾って皮汁ブシューして、マティーニなんぞのカクテルに振りかけるのがオレンジピールなのであります。
ということで食べられるんだからみかんのスジだって食べてもいいんじゃない?
いやいやそれどころか、
みかんのアルベドは健康にいい!
みかんのアルベドは食物繊維やビタミンが豊富で、特にヘスペリジンというポリフェノールはビタミンPとも呼ばれて
みかんの実よりも皮や袋(じょうのう幕)、スジのほうが多く含まれています。
ヘスペリジンには毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などがあるといわれています。
⇒ ヘスペリジン(ビタミンP)とは|素材豆知識

だからどうしてもイヤというのじゃなければできるだけいっしょに食べてしまった方が健康によさそうです。
そして、どうしてもイヤじゃなければ・・・
和歌山剥きだと超高速でスジも取れやすい。
和歌山剥きはみかんの名産地和歌山県人なら多くの人が知っている
産地ならではの食べ方です。
みかんのおしりのほうから、皮と実をいっしょに二つ割りにして、それをまた二つ割りにして実をヘタの方からはがして2房ぐらいいっしょに食べてしまうやりかたです。
ミカンの和歌山剥き - YouTube

動画ではあさイチでやっていたといっていましたが、はなまるマーケットでもやっていましたね。
和歌山の街頭で「和歌山剥きをやってください。」と声をかけたら、放送分のVTRでは全員が和歌山剥きの意味がわかってやってくれました。
和歌山では常識?いや、全国放送されたから全国的にもう常識なのかもしれません。
こたつみかんを楽しくするイモムシ剥き。
オレンジの頭とお尻をナイフで切り落としてオレンジをイモムシにしてむくのがちょっと前にネットで話題になっていました。
みかんだとナイフなんて持ち出さなくても手でイモムシ剥きができてしまいます。
バイリンガール英会話【#154】みかんの楽しい食べ方 / Fun ways to eat oranges! - YouTube

フムフム、これはひたすら楽しそうだ。
チカちゃんといっしょにみかん風呂で、「ほら、みかんの時計♪」なんてのは、もっと楽しそうであります。(*^_^*)
えと、スジの取り方でしたね。オーブントースターでホットみかんにするとスジも取れやすくなるそうであります。オホン!
いろいろな楽しい皮のむき方。
林檎の皮をむくように、みかんの皮をはしからぐるぐる剥いていって「へび〜」とか、
ゾウの耳と鼻のように剥いて「ゾウさん〜」なんてのもあるようです。
皮を人形型に剥いて、(お腹のところだけ切り離さないで、)
人形がみかんの実をえっちらおっちら運んでいるところなんて写真をSNSに投稿している方もいらっしゃいました。
初めて当ブログに訪れた方や何度か当ブログにお越しいただいているみなさま。
もしブログの内容を気に入っていただけましたらRSSリーダーの登録よろしくお願いします。

ツイッターでも、更新案内を流しています。
RSSリーダーとは?⇒ RSSってなんなの?
もしブログの内容を気に入っていただけましたらRSSリーダーの登録よろしくお願いします。



ツイッターでも、更新案内を流しています。

【豆知識の最新記事】
コメントを書く