私のお父さん(プッチーニ)はリーガル・ハイみたいなお話だった!? - ミナムラのまど

私のお父さん(プッチーニ)はリーガル・ハイみたいなお話だった!?

プッチーニのジャンニ・スキッキのあらすじを調べたら、
リーガル・ハイを思い出しました。




前回の記事で調べた「蝶々夫人」「ある晴れた日に」は、
とても感動的なオペラの感動的なアリアでした。

それならば・・・ということで、同じプッチーニ作曲のこれまた有名な「私のお父さん」ってどんな話なの?
ということを調べてみました。

「私のお父さん」はオペラ「ジャンニスキッキ」で歌われるアリアです。

なんてことは知っていても、それがどんなお話なのかはぜんぜん知らなかったもんね。

そもそも「ジャンニスキッキ」ではなくて、「ジャンニ・スキッキ」という題名で、
主人公のジャンニ・スキッキさんという50男の話だったらしいです。

スキッキさんは法律にも詳しくちょっと悪知恵も回る、周囲からは頼りにされているおじさんであります。

オペラの舞台は花の都フィレンツェです。


ある日、大富豪のブオーゾさんが息を引き取ります。

集まった親族たちは悲しんでは見せますが、重大事はプオーゾさんの遺産がどうなるかということです。
遺産を親戚には一銭もやらず全財産を修道院に寄付するらしいというウワサがあったからです。

大騒ぎして遺言状を探した結果、プオーゾさんの甥であるリヌッチョ24歳が遺言状を見つけ出します。

「遺言状を開けて見る前に、恋人のラウレッタと結婚するのを認めてくれるかい?」

そこで恋人ラウレッタと、ラウレッタの父ジャンニ・スキッキが連れてこられます。

さて、、、ということで遺言状を見てみると、ウワサ通り「全財産は修道院に寄付する。」と書いてあって一同はガッカリです。

お金がないリヌッチョも遺産がもらえないとラウレッタと結婚することができません

一同はスキッキさんになんとかしてくれと頼むのですが、扱いが良くなかったことにヘソを曲げたスキッキさんは協力を断ります。

リヌッチョと結婚したいラウレッタはアリア「私のお父さん」を歌って
「結婚できなかったら死んじゃうから。」
とお父さんを脅して説得するのです。

「ジャンニ・スキッキ」はプッチーニ唯一の喜劇オペラで、「私のお父さん」にはフィレンツェの名所案内も盛り込まれています。

ちょっと昔の東京にたとえるなら、
「リヌッチョは素敵な人だからどうしても結婚したいの。
いっしょに銀座の和光に行って指環を買いたいの。
もしもリヌッチョと結婚できないなら、三越の屋上から身を投げて死んじゃうから。」

なんて感じでしょうか。


「ジャンニ・スキッキ」ソフィア国立歌劇場2012 - YouTube


娘に頼まれたら断れないスキッキさんは、ある作戦を思いつきます。

大富豪ブオーゾさんの遺体をベッドからどかして、自分がプオーゾさんになりすまします。
そして公証人を呼びにやらせます。
公証人が来るまでの間に、親戚一同と打ち合わせをして、だれがどんな遺産を欲しがっているのかを相談しておきます。

そう、公証人の前で偽の遺言状を作ろうというわけです。

親戚のダレには○○をゆずる。とウソの遺言をしたあと、
「この建物は友人のジャンニ・スキッキ氏に贈る、製粉所もスキッキ氏に贈る」
ちゃっかり自分の報酬も遺言状にしてしまいます。

「ウソつきだよ!」と、親戚一同は怒りますが、文書偽造に荷担してしまった手前、訴えることもできません。

親戚一同が怒って帰ってしまうと、ラウレッタとリヌッチョは、スキッキのものになった部屋のベランダからフィレンツェの町を見下ろしながらラブラブでした。

というハッピーエンドです。

オペラのシメは、スキッキさんが観客に向かって、
「悪魔のような犯罪を犯して地獄に落ちるでしょうがそれは承知の上。
娘と恋人はラブラブだし、観客のあなた方にも楽しんでいただけたんだから
いいよね。」
(むっちゃ意訳です。)
と語ります。

片方のほっぺたがニヤッとするようなイキな終わり方ですね。


リーガル・ハイの徳松醬油の回を思い出しました。


ジャンニ・スキッキのあらすじを調べて、
あの堺雅人さんが主役の古御門研介(こみかど けんすけ)弁護士を演じたドラマ「リーガル・ハイ」第7話「骨肉の相続争い ! 醬油一族に潜む秘密と嘘」を思い出してしまいました。

古御門先生の弟子、黛真知子(まゆずみ まちこ)弁護士を演じたのはもちろん新垣結衣ちゃんでした。

舞台は黛先生の故郷である 蟹頭郡蟹頭村
子供のころからなじんでいる徳松醬油の旦那様が亡くなりました。


CM - 黛真知子 コ松醬油「走音篇」30s - YouTube

黛真知子のいとこで徳松醬油の従業員である黛千春(木南春夏)から、若旦那を助けて欲しいという依頼がきました。

木南晴夏(きなみ はるか)
木南晴夏 リーガル・ハイ

若旦那は大旦那様から次期社長にするという遺言状を受けているのですが、
若旦那のもそれぞれ自分を社長にするという遺言状を受けているというのです。

どれが本物の遺言状?というよりも古御門弁護士どうやって若旦那の遺言状を本物と認定させるのか?

ジャンニ・スキッキと同じ筋立てではないのですが、
遺言状ネタと、知恵者が最後には上手いことやってしまったという内容で
思い出したのだと思います。


古御門先生は田舎が嫌いなので依頼を引き受けずに、
「黛くん、君が引き受ければいいだろう。」ということになりました。
しかし、古御門法律事務所の事務員服部さん(里見浩太朗)も黛真知子弁護士に同行したため、
古御門先生の食事を作る人がいなくなり、古御門先生もイヤイヤ同行したのでした。

ここで古御門研介弁護士は、なぜか金田一耕助の扮装をします。
え!?蟹頭村(かにこべむら)に行った古御門研介
鬼首村(おにこうべむら)
に行った金田一耕助って悪魔の手毬唄のパロディーですか?

オマケに敵方の三木長一郎事務所の弁護士矢野聖人さんが温泉の湯船から両脚を逆さまに突き出したり、小池栄子さんが白いフェイシャルパックでスケキヨしたり。犬神家の一族でもありますね。

そのへんの詳しいシーンは、ブタネコのトラウマさんの記事↓をご参照ください。
リーガル・ハイ 第7話 再考: 『ブタネコのトラウマ』 Blog版

さらに徳松醬油の杜氏さんが伊吹吾郎さんで、服部さんと意気投合したりして、
これは水戸黄門の助さんと格さんですね。


ここからはネタバレです。


遺言状の行方は、事務員の黛千春が大旦那様からもらった
漱石全集の一冊の表紙見返しに第4の遺言状があったことが発見され、それが正式なものとなって千春は大旦那さまの遺産すべてを相続したのでありました。

大旦那さまの介護も受け持っていた千春は、本を読み聞かせるときにパンツの中に大旦那さまの手を導いて・・・
なんてシーンもあったような気がしましたが、あれは古御門先生の妄想シーンだったでしょうか。

遺産を千春に譲るように旦那様を色仕掛けで・・・だったかなぁ。

よく憶えていません。


えーと、何の話でしたっけ?

そうそう、だからオペラ「ジャンニ・スキッキ」娯楽作品だから、
アリア「私のお父さん」も、単純に「素敵な曲だな〜」と思って聴けばいいってことじゃない?

私のお父さんで特に素敵なのは、中丸三千繪さんの↓演奏だと思います。


しあわせを呼ぶコンサート2009 - YouTube


中丸三千繪
中丸三千繪


リーガル・ハイ DVD-BOX




関連記事:(同窓で開きます)
(2014/1/4) 宮崎あおいがドラマ「蝶々さん」で創った新しい蝶々夫人像。


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